払沢の滝冬まつり ほっこり市

2月4日の日曜日、払沢の滝近くで開催されたほっこり市に出店しました。ほっこり市は規模の小さなお祭りなのですが、檜原産のレアな掘り出し物が見つかったり、出展者同士の交流もあったりして、冬の寒さを忘れてしまうような楽しさがあります。この日は、天気にも恵まれ、近くで結氷した払沢の滝が見られるということもあって、いつも以上のたくさんのお客さんで賑わっていました。

 今回NPOでは、自家産の作物を使った粟(あわ)ぜんざい、全粒小麦粉、自家焙煎コーヒーを販売しました。

 昭和初期までは、檜原村でも良く栽培されていたという粟(あわ)ですが、今はほとんど作られておらず、市場自体にも余り出回っていません。「粟(あわ)初めて食べたけど、おいしかったわよー」とわざわざ立ち寄って下さったお客さんが、何人もいらっしゃいました。全粒粉小麦粉は、最近はリピーターのお客さんもいて、あっというまに売れて行きます。地元のお祭りや直売店で地道に販売を続けて来た成果が、少しずつ現れて来ているようです。直接お客さん達に評価していただくと、いままでの苦労が吹っ飛ぶし、又栽培しようという意欲もわいてきました。コーヒーは戸越銀座で自家焙煎コーヒー屋さんを営む当NPO理事の出張販売。寒い季節に良く合うホットコーヒーをお客さんに楽しんで頂けました。

終了後は、スタッフで結氷した払沢の滝を見学へ。
当日の暖かさで若干溶け出していたものの、厳冬だからこその自然の造詣の美しさを堪能しました